「気になる子」というフレーズ

子育て

初めての集団行動

上の子が、2歳の頃、近所のコミセンでリトミックというリズム遊びに参加していました。

幼稚園に入園する前の初めての社会生活みたいなものですよね。

毎週一回10時半から0歳児の弟もおんぶして、初めての集団行動にドキドキしながら参加していました。

ただ、、、かんの強い娘はちょっと足をつまずいたり、転ぶとのけぞって泣き、私をバンバンと殴りながらそれで20分、、、、30分と時間が経っていきます。必死に気持ちをそらそうと、言葉かけをしても、抱っこしても、さすっても、泣きじゃくる子供。なきが開始すると、すぐ会場から退出です。

終了後にそれがあると、帰っていく皆がちょっと目を止めていきます。

3時間泣き通しが当たり前😱

ただ、ある日のギャン泣きもあったリトミックの日、終了時に先生が駆け寄ってきて、「お母さん、すごくいい言葉かけができてるね。素晴らしい褒めかたよ。100点まんてん!」と励まして下さいました。何百という言葉をかけながらも、それが何も子供の心に届かない現実、辛さはありましたが、この言葉かけは間違ってはいないんだ。と泣きそうに嬉しかったことを今でも覚えています。

あの時は本当に毎日がギャン泣き、、大変でした。朝起きて何か一瞬で始まるギャン泣き。。。朝7時の、起床でそれが始まったら10時まで3時間ぶっ続けも当たり前でした。

初めて見つけたキーワード「きになる子」

あまりに疲れ果てた育児、しかも年子の0歳児の息子なんて片手間育て、、何か抜け出せる道はないのか夜な夜な検索する(スマホがない時代)毎日。。そこでついにヒットしたのが

「気になる子」

というフレーズ。ああ、何か持ってる(障害なのかなんなのか)という感じの表現でしょうか。私の心境としては、この子に起こっている状況を知りたい、何か異常があるならそれを知りたい、よりその状況を把握して心地よい状態になる対応がしたい、その一心でした。それは今も変わりません。よく、親が子供の障害をみぬふりや、普通の世界でできるでしょと現実を見ないという話を聞きますが、困っている子供の心を想像してしまい、心が痛みます。(そういう所がHSPなのですごくでます😅)

そして購入した萩原光さん著「ちょっときになる子の育て方」「心を抱きしめると子育てが変わる」

この本に出会い、夜な夜な読んでは、目から鱗でした。

「泣き下手」な子がいるということ

そこに書いてあったのは、「泣く事が下手な子がいる」ということ!

ああ、、、うちの子は「泣き下手」なんだ、、、泣いても泣いてもうまく泣けなくて全身にぎゅうっと力を入れて泣き続けるわが子を抱き抱えながら、ストンと納得でした。大丈夫だよ、、泣いていいんだよ。と、その気持ちを込めてさすると、やっと体を脱力させてうまく泣き出したんです。もちろんできる時できない時がありましたが、とにかく何十時間泣いてもうまく泣けていなければ泣いたことになってない、心から安心して泣かせてあげようという考え方はすごく納得してなだめる事ができるようになりました。そしてそんな不器用な娘がかわいそうにもなり、寄り添おうとさらに思いを強くしました。

あなたのお子さんはなき下手ではありませんか?

今日も不安な気持ちで(特にワンオペしてる)ママさんが何かわが子のことを発見できますように。

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